初級コース対象

主に幼稚園、小学生低学年など初めてピアノを始める方から、小学校3、4年生くらいまでが対象です。ピアノを通して音楽の楽しさと共に練習する力・努力する力を身につけて欲しいとお考えの場合は、初級コースとなります。

ゆくゆくは、発表会で演奏してみましょう。上達すればコンクールへの挑戦をサポートしていきます。

レッスンで大切にしたいこと

初めてピアノを始める方には音楽の楽しさを知ってもらい、聡美先生が好きでレッスンに来る事が楽しい!と思ってもらえるように心がけています。それと同時に毎日の練習習慣をつけることで、努力する力、精神力を身につけます。それは音楽のみならず今後の勉強、スポーツ、人間関係など全てに良い影響を与えることができます。そのためにはコンクールや発表会、演奏会など多くの目標を提供し、人前で演奏する事の喜びを知ると共に達成感を感じることが大切だと考えます。

初級コースで出来るようになること(個人差があります)

1:全調メソードを使いますので、簡単な童謡やテキストの曲は概ね1年から2年で全調に移調して弾けるようになります。

2:リズム指導は出会ったその日から始めますので、四分音符、二分音符、八分音符、全音符、付点二分音符などの簡単なリズム打ちは数ヶ月で出来るようになります。

3:簡単な楽譜が読めるようになります。昔ながらの「ド」は「ド」です、 という教え方ではなく、バスティンメソードに則した読譜メソードを使いますので、主に前の音からの距離で次の音を読む訓練を行います。 (読譜能力は個人差が大変大きい分野ではありますので予めご理解下さい)

4:英語でドレミ、調性を覚えられます。当教室ではドレミではなくCDEなどの英語で音名や調を覚えていきます。主流のドレミという言い方は自然に覚えるに至りますが、英語での音名は後の楽典などに大きく役立ちます。

5:毎日、ピアノに向かうという習慣から「精神力」がつきます。 日々の練習では、楽しい中にも、その時やりたい事を中断したり我慢したりしなければならない時は良くありますので、それを何年も続ける事により強い精神力が身につきます。

6:達成感を感じ、自信をもてるようになります。 日々の練習とセットで初めて得られるものが「達成感」ですが、発表会やコンクールなどの目標に向けて頑張り、演奏を終えた時には大きな達成感を感じる事と思います。そして「やれば出来る!」という自信につながります。

主な使用教材

下記は、初級コースとして考えている教材の例です。生徒さんの個性や苦手な内容によって教材を変えることもあります。もしすでにピアノを学んでいらした方の場合は、今まで学んできた教材もあると思いますので、一緒に教材について相談したいと思います。

■バスティン

ピアノパーティーA、B,C,D

ベーシックス プリマーレベル レベル1

ベーシックス レベル1~4

ブルグミュラー25の練習曲

チェルニー18番

 

■その他 子どもが楽しいと感じるグッズを多く使用します。

指つみ木・・・指運動機能を高めます

ズムカード・・・音符の名前を覚え、リズムを理解します

玉ひも・・・つかむ指、立つ指、強い指を作ります

指作り猫ちゃん・・・強い指を作ります

全調おゆびうんどう表・・・感覚で調性感を養い、弾けるようにします

ABCカード・・・ドレミを英語で覚え、読譜能力に大きく役立ちます

譜読みボード・・・読譜の構造を理解します

以上は一部で、その他たくさんのグッズを用意しておりますので、生徒さんの足りない部分などに合わせて使用していきます。 (主に購入ではなく貸し出しております)